新型コロナウイルスの風評被害「コロナビール」310億円の売上減
*******
「コロナビール」が、新型コロナウイルスの風評被害を受けているという
販売元は、2020年1月~2月だけで約310億円もの売上が失われたと説明
第1四半期の収益が、およそ10%減少するという予想を示している
*******
新型コロナウイルスの風評被害で「コロナビール」販売会社が2カ月で310億円の売上減、ただし関連検索のトレンドは爆増
「コロナビール」の通称で知られるメキシコのビール「コローナ・エクストラ」を販売するアンハイザー・ブッシュ・インベブが、
「2020年1月~2月だけで約2億2100万ポンド(約310億1300万円)も売上が失われており、コロナウイルスによって深刻な打撃を受けた」と明らかにしました。
Makers of Corona report £132,000,000 loss as a result of coronavirus | Metro News
Makers of Corona report £132,000,000 loss as a result of coronavirus
コロナビールを生産するグルポ・モデーロは、ベルギーに本社を構える世界最大の酒類メーカーであるアンハイザー・ブッシュ・インベブの傘下にあり、販売・ブランド展開はアンハイザー・ブッシュ・インベブによって行われています。
アンハイザー・ブッシュ・インベブは「新型コロナウイルスによって、
2020年の最初の2カ月だけで約2億2100万ポンドもの売上が失われました。今後も中国全土での収益損失が予測されています」とコメント。
第1四半期の収益がおよそ10%減少するという予想を示しています。
また、「新型コロナウイルスの感染拡大によって、
中国におけるコロナビールの需要が店舗・一般家庭の両方で大幅に減少しました。特に新型コロナウイルスの感染拡大が2月上旬の旧正月と重なってしまったため、
さらに損失が大きくなりました」とアンハイザー・ブッシュ・インベブは語っています。
コロナビールと新型コロナウイルスはたまたま名前が同じだけで、全く関係はありません。
しかし、
Googleトレンドを見ると、1月下旬から「corona beer virus」「beer virus」「beer coronavirus」で検索する人が倍増しており、2月に入って落ち着いたものの、いまだに検索している人は多いとのこと。
出典:https://news.livedoor.com/article/detail/17888782/