異例…北朝鮮が中国を名指し批判

Share Button

異例…北朝鮮が中国を名指し批判

====

街全体に、もやがかかった、4日の中国・北京市内。
黄砂が飛来し、2017年初の警報が出た。

高層ビルが、なんとか見えるほどまでに視界が悪くなっている。
中国は今、北朝鮮との関係も「視界不良」な状況に。

事の発端は3日、北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた論評だった。

朝鮮中央通信は、「血で開拓され、年代と世紀を引き継いで、強固に発展してきた朝中関係を丸ごと崩している。朝中関係の『レッドライン』を、中国が乱暴に踏みつけ、ためらいもなく越えている」と報じた。

論評では、「核は尊厳と力の絶対的象徴である」と表現。

中国共産党の機関紙などが、北朝鮮の核開発を批判したり、制裁の必要性を説いたことについて、「『レッドライン』を越えた」と、強く非難した。

友好国である中国を名指しし、異例の批判を展開した北朝鮮。

これに対し、中国外務省の耿爽報道官は、日本時間の4日午後4時すぎ、「中国は終始、客観的かつ公正な立場で、事実に基づいて判断し、問題に対応してきた」と、北朝鮮の批判はあたらないとした。

一方、中国共産党系の環球時報は、「北朝鮮に、われわれが何に最も関心があるか、『レッドライン』がどこにあのるかをわからせる必要があり、もし新たな核実験をすれば、中国は前例のない、厳しい措置をとることになるだろう」と、こちらも「レッドライン」に言及し、北朝鮮を警告した。


Sponsored Links


北朝鮮にとって、中国は最大の貿易国であり、蜜月関係にあったにもかかわらず、いったい何が。

この「温度差の変化」を象徴する、ある映像を見つけた。
2年前に行われた軍事パレードの様子。

金正恩(キム・ジョンウン)委員長の隣に映る男性は、中国No.5の劉雲山常務委員。
談笑する姿が印象的な2人。

ところが、年をまたいだ2016年1月、この軍事パレードが、記録映画として放送された際、意図的に編集したのか、隣にいたはずの劉氏の姿がない。

このころから、何らかの隙間風が吹き始めていたのだろうか。

4月14日、アメリカのトランプ大統領は、「わたしは習主席を尊敬しているし、好きだ。彼は素晴らしい人物だ」と述べた。

中国に対し、北朝鮮への働きかけを求め続けるアメリカ。

ティラーソン国務長官は3日、北朝鮮への圧力について、「今はその圧力をはかるダイヤルが、5番目か6番目といったところだ」とし、出方次第では、追加制裁の用意があるとけん制した。

「後ろ盾」の国にも、牙をむき始めた北朝鮮。
緊張は続いている。

動画「こちら」


Sponsored Links



-https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170505-00000252-fnn-int


この記事を友だちに「シェア」


Bookmark the permalink.