マレーシア、駐北朝鮮大使を召還 金正男氏殺害めぐり

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マレーシア、駐北朝鮮大使を召還 金正男氏殺害めぐり

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マレーシア政府は20日、クアラルンプール国際空港で北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党書記長の異母兄、金正男氏が殺害された事件をめぐり、駐北朝鮮大使を召還した。

マレーシア警察は、殺害に関連して北朝鮮国籍の4人の行方を追っている。警察は、金正男氏が空港でマカオ行きの飛行機への搭乗を待っていた際に毒殺されたとみている。

マレーシア外務省はさらに、北朝鮮の康哲(カン・チョル)駐マレーシア大使を呼び、金氏の遺体引き渡しをめぐってマレーシア政府を批判したことに抗議した。

北朝鮮政府が金氏の殺害に関わっていたという憶測が広がっているものの、確たる証拠は示されておらず、北朝鮮政府もいまだに公式な反応を示していない。

韓国政府は北朝鮮が暗殺を計画したと非難しており、20日には、北朝鮮の「テロ行為が大胆さを増している」と述べた。

一方、日本のテレビ局は、空港の監視カメラが金正男氏が襲われた時の様子を撮影したとされる映像を報じた。

外交論争の原因は? 


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マレーシアは北朝鮮と外交関係を持つ数少ない国の一つだが、殺害事件を受けて両国の間には緊張が生じている。

北朝鮮は金氏の遺体引き渡しを求めているが、マレーシアは司法解剖が必要だとして拒否。北朝鮮の康大使は17日、マレーシアが「何かを隠そうとしている」として、「敵対的な勢力」と結託していると非難した。

マレーシア外務省はこれに対し、康大使の非難は「根拠に欠ける」とし、金氏の殺害はマレーシア国内で起きており、マレーシア当局に捜査する責任があると、北朝鮮に強い調子で反論した。

金氏の遺体は? 

マレーシア当局は現在、遺体の司法解剖の結果を待っている。康大使は、北朝鮮の立ち会いが許されなかった司法解剖の結果は受け入れないと述べた。

マレーシアはDNA検査がまず必要だとして、遺体を依然として管理下に置いている。

マレーシア警察は、北京とマカオに在住しているとみられる金氏の遺族からのDNAの提供を求めた。警察はまた、DNA入手であらゆる手立てを使い果たした後、近親者からの遺体引き渡し要請がなければ、遺体を北朝鮮大使館に引き渡すとしている。

マレーシア警察は事件から間もなく、インドネシア国籍とベトナム国籍の2人の女性を逮捕。インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者は事件について、いたずらをすると聞かされ、報酬を手渡されたと警察に話した。

警察はさらに、北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者を逮捕。さらに、すでにマレーシアから出国しているとみられる、リ・ジヒョン、ホン・ソンハク、オ・ジョンギル、リ・ジェナムの4人の行方を追っていると明らかにした。


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-http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170220-39026455-bbc-int

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