ついに上がる? 2017年のガソリン価格

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歴史的な水準で原油安が続いた2016年。ついにOPECが減産で合意し、「世界的に原油が余る状態」は出口を迎えようとしている。2017年は一気に原油高が進むのだろうか?そしてガソリン価格は?

供給が減る一方、需要は回復しそうだ。特にアジアでは2017年、中国経済の回復だけではなく、インドの経済成長による需要が見込まれ、さらにフィリピン、ベトナムなどASEAN諸国の伸びが大きいと予想されている。

中東・アフリカなどOPEC加盟国の中でも、自国経済が成長するにつれて内需が伸びる見通しがある。こうした動きを受けて、原油価格の急騰を危惧する見方もあったが、価格が持ち直せば、北米のシェールオイルが再び生産を拡大する可能性もあることから、「急騰には至らない」との見方が強まっている。

そこで、OPECが合意した生産枠を順守すれば、2017年の原油の需給は均衡に向かい、価格は「緩やかに上昇する」とみられている。

日本国内では、2017年、石油の元売り業界が大きな再編を迎える。JXホールディングスと東燃ゼネラル石油は経営統合を正式に決め、4月から新会社をスタートさせる。国内のガソリン販売シェアで5割を超える巨大な元売り企業が誕生することになる。


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また、出光興産と昭和シェル石油も、出光の創業家からの反対で時期を延期したものの、経営統合を目指す姿勢自体は崩していない。

こうした元売り企業の再編で経営の効率化が進めば、ゆくゆくは小売店の統廃合も行われるとみられている。

市場関係者からは、今後数年は生き残りをかけた小売店間の価格競争が激化し、いわゆる「激戦区」では、ガソリン価格を押し下げる要因になるのではという見方も出ている。

2017年、ガソリン価格は、世界的な原油価格の上昇に伴って「緩やかな上昇」が予想されているが、元売り業界の再編という、日本特有の事情にも注意する必要がありそうだ。

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-http://www.news24.jp/articles/2017/01/02/06350587.html

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